SNSとスマホの普及がもたらす現代のデジタルリスク

インターネットが登場してから、誹謗中傷や個人情報などが拡散される問題が絶えることなく起きています。インターネットが存在する以上、完全な解決や阻止は不可能だと思われます。

時代とともに情報拡散媒体が変遷していることにも留意しないといけません。

2000年前後から2005年くらいまでのネガティブ情報の拡散媒体は、主に2ちゃんねる(現5ちゃんねる)でした。誰もが、匿名で簡単に投稿できる「匿名掲示板」として、2chは誹謗中傷記事ぼ温床と化していました。当時は、SNSなどのソーシャルメディアがまだ普及しておらず、ユーザーが自分の意見を発信できる媒体というのが限られていたという側面もあります。

その後、ツイッターやフェイスブックが登場し、スマートフォンが普及したことで、ユーザーは自らのSNSで情報発信可能となり、またスマホを手にしたことで、画像や動画といった視覚に訴える手段を利用するようになりました。

SNSとスマホは、ネットの発達を加速させましたが、同時に多くのデジタルリスクを生むことになったのです。

5G時代を迎えるにあたって、これまで考えられなかったような画期的なメディアが登場し、その情報拡散力は爆発的に加速されるでしょう。

そんな時代だからこそ、これまで以上に、デジタルリスク対策は重要になってくるのです。

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